自分日記

能登半島での震災ボランティア体験

木村慎吾

こんにちは、木村です。ブログに書くのはだいぶ遅れてしまいましたが、私、木村は、能登半島震災ボランティアに参加してきました。その話をブログに書きたいと思います。

きっかけ

今回、参加したきっかけは、知り合いの住職の方からの紹介でした。北海道の浄土真宗のお坊さんが自分たちのコミュニティの中で資金を募り、支援物資と今後の調査を兼ねて、能登半島の穴水町に行く計画があり、そこに僕はカメラマンとして撮影と現場の手伝えるボランティア作業員として参加しました。

新千歳空港での初対面

今回のボランティアチームは1人も面識がなく、どのような方かは正直、僕自身も分かっていませんでした。そして、それぞれの役割も把握しておらず、僕の参加は急遽1週間前に決まったことなので、不透明なことが多かったです。しかし、そこは大した問題ではないので、現地で顔を合わせれば、同じ志を持った仲間なのですぐに溶け込むと思っていました。

富山から能登半島へ

富山に着いてからは、他のチームの仲間が迎えに来てくれて、レンタカーに乗り、ホテルへ向かいました。みんなで荷物をホテルに運び、交流も含めて晩御飯を食べに外食に向かいました。震災後の影響かホテルに宿泊客も少なく、外食先のお店も人が少なかった印象です。そこで、それぞれ皆さんと挨拶をし、それぞれの思いを共有しました。

日が昇ると見えてきた被災した建物

避難所での活動

午前9時頃に避難所に到着した避難所は、お寺と保育園が一体になった施設でした。そこで管理している園長先生、また従業員の方々とご挨拶。北海道からわざわざ来てくれてありがとうと暖かい言葉をいただきました。僕たちは、何か手伝えることをするためにここに来ているのであって、「ありがとう」と言われると少し複雑な気分でした。早速、笑顔で挨拶を済ませた後、チームで水炊きの準備に取り掛かりました。何百食もの食事を作るのは大変ですが、おにぎりと石狩汁を中心に、大きな鍋で調理しました。食事の準備は主に女性チームが担当しましたが、リラクゼーションチームもあり、足のマッサージや肩のマッサージを提供しました。私は建物の外観やその様子を撮影し、周辺の関係者の建物を訪れては写真を撮りました。

昼食と夜食の提供

昼食と夜食の水炊き提供を無事に終え、任務を完了しました。片付けを済ませ、余った生活用品は施設に寄贈しました。被災者の方々に挨拶をしてから、私たちはその日のうちにレンタカーで石川県中心部のホテルに移動しました。この時、皆さんからは疲労の色が見えましたが、もっとできることはないかという思いも共有されました。

現地での実情と反省

翌日、石川県を少し観光した後、北海道へ戻りました。震災ボランティアを通じて、メディアで伝えられるイメージとは異なる現地のリアルを目の当たりにしました。報道されない地域の深刻な状況や、被災者一人一人の異なる苦労を知り、もっと多くの支援が必要だと感じました。

終わりに

震災ボランティアを終えて感じたことは、現地での経験が私の価値観を変え、これから何をすべきか考えさせられる貴重な体験でした。もっと語りたいことは山ほどありますが、長くなりすぎるため、この辺で終わりにします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。またの機会に。

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ABOUT ME
木村慎吾/Snafkin撮影事業部
木村慎吾/Snafkin撮影事業部
フォトグラファー、ビデオグラファー、アートディレクター、起業家
北海道苫小牧市在住のカメラマン。過去には競技スノーボーダーでプロを目指し怪我で挫折、ミュージシャンに転身してインディーズデビューするが売れずに地元苫小牧に帰郷、2018年10月9日に起業して飲食店オープン、2019年に撮影事業を展開、2020年にカラオケ大会を企画、現在も様々な分野で挑戦中!
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